スラムダンク~それから10日後~
今日本屋で立ち読みをしていたと気にそんな見出しが出ている本を見つけた。
昔懐かしい。というよりもまだ昨日のことのように感じる作品だ。マンガ本を読んでいたりと特にフリークであったわけではないが、この言葉を耳にすると妙に様々なことを思い出してしまう。
それから10日後・・・というのは最終回から10日過ぎたある日の桜木たちを少しずつ描いたものだ。
これは去年の12月に神奈川県のとある高校で、作者である井上先生がスラムダンクの売上1億冊を記念して行われた特別イベントだ。
内容はそのとある高校の教室の黒板に、決勝戦より10日後の主人公たちのその後を描いて行くというもので、そこには4コマのように少しずつだが、多くのキャラクターのその後が描かれていた。
黒板に白いチョークで描かれた、それはとてもはかなく、切なく、僕の目には映った。手で触れれば白くぼやけ、やがて消えてしまう青春。
普通であれば、黒板の前には柵などが黒板の前には設けられ、手の届かないものにされてしまうところを、先生は自らその柵は作らないよう願い出たのであった。
それは、この作品を愛してくれたファンへの感謝と信頼の気持ちが込められており、ファンもそれにこたえる形でこのイベントは無事に終わったのだった。
内容が気になる方は自分で本を探すなり、色々してみてください。僕が見たのは「SWICH」とかいう雑誌の一特集として見つけたのみですので、深くは分かりません。